医薬経済オンライン

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いきなり「希少薬」で勝負するダイドー

勝算は不明だが株価は高騰

2018年4月1日号

わが耳を疑った人も多かったのではなかろうか。自動販売機の缶コーヒー「ダイドーブレンド」でお馴染みのダイドーグループホールディングスが医薬品事業を始めると発表したのだ。それも患者数が5万人以下の希少疾病用医薬品を標的に新規参入するというのである。最近、少子高齢化が進み、本業の行き詰まりを感じた企業があちこちで医薬品事業への進出を謳ったり、調剤薬局事業を定款に盛り込むケースが散見される。だが、同社は希少疾病用薬事業を伊達や酔狂でやるのではないと強調。決算発表の席で堂々と進出を発表したのだ。同社は「人と、社会と、共に喜び、共に栄える」ことをモットーに掲げ、「それを実現するためにダイナミックにチャレンジを続ける」ことをグループ理念としているそうで、希少疾病用薬事業への進出はこの理念に沿い、社会的課題に挑戦するものだという。定款に「医薬品、医薬部... わが耳を疑った人も多かったのではなかろうか。自動販売機の缶コーヒー「ダイドーブレンド」でお馴染みのダイドーグループホールディングスが医薬品事業を始めると発表したのだ。それも患者数が5万人以下の希少疾病用医薬品を標的に新規参入するというのである。最近、少子高齢化が進み、本業の行き詰まりを感じた企業があちこちで医薬品事業への進出を謳ったり、調剤薬局事業を定款に盛り込むケースが散見される。だが、同社は希少疾病用薬事業を伊達や酔狂でやるのではないと強調。決算発表の席で堂々と進出を発表したのだ。同社は「人と、社会と、共に喜び、共に栄える」ことをモットーに掲げ、「それを実現するためにダイナミックにチャレンジを続ける」ことをグループ理念としているそうで、希少疾病用薬事業への進出はこの理念に沿い、社会的課題に挑戦するものだという。定款に「医薬品、医薬部外品

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