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Patient Relations

RB(網膜芽細胞腫)ピアサポートの会

2018年4月15日号

将来の「悩み」を共有木瀬真紀共同代表 米国人女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために乳房を切除したニュースは世界の注目を集めた。遺伝的に乳がんを発症する確率が高いための予防的措置だが、まだ発症前の健康な身体にメスを入れたことに世の人々は衝撃を受けた。 ただ、がんの中には遺伝するタイプがあるとの世間の認識は広まったかもしれない。乳がんに限らず、遺伝子変異により発症のリスクが上がるがんがある。 国内で年間80人ほどが発症する目の小児がん「網膜芽細胞腫」(RB)もそのひとつ。同疾患は13番染色体上にある「RB1遺伝子」の変異や欠損により引き起こされるがんで、主に乳幼児期に発症し、片眼のみに腫瘍ができる場合と、両眼にできる場合がある。早期発見できれば転移などの可能性は低く、5年生存率は90%と高いのが特徴だ。一方で、RB患者は2次がんの... 将来の「悩み」を共有木瀬真紀共同代表 米国人女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために乳房を切除したニュースは世界の注目を集めた。遺伝的に乳がんを発症する確率が高いための予防的措置だが、まだ発症前の健康な身体にメスを入れたことに世の人々は衝撃を受けた。 ただ、がんの中には遺伝するタイプがあるとの世間の認識は広まったかもしれない。乳がんに限らず、遺伝子変異により発症のリスクが上がるがんがある。 国内で年間80人ほどが発症する目の小児がん「網膜芽細胞腫」(RB)もそのひとつ。同疾患は13番染色体上にある「RB1遺伝子」の変異や欠損により引き起こされるがんで、主に乳幼児期に発症し、片眼のみに腫瘍ができる場合と、両眼にできる場合がある。早期発見できれば転移などの可能性は低く、5年生存率は90%と高いのが特徴だ。一方で、RB患者は2次がんの発症

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