医薬経済オンライン

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エンディングノート

木内みどり 女優

第13回

2018年4月15日号

親の死から多くを学んだ人生の最後が地獄にならないように「準備」 私の父は心臓の検査で入院している最中に病院内の事故で亡くなりました。、このとき病院や医療の恐ろしさを実感しました。治療したら治るとか、ちょっとした手術で治るなら医療を受けようとは思いますけど、大手術はしたくないですね。大きな手術をするとどうしても医療の側に引っ張られてしまう。最後まで、自分の意識下の時間を過ごして死んでいきたいと思います。 母は胃の手前に憩室というものができて、そこに食べた物が入って手術が必要になった。その前に試しに少し輸血してみたら、震えが出て凄いことになってしまったんです。母は怖がって、手術なんかしたらどうなるかわからないと手術を拒否。死を覚悟してからは会いたい人に会って、たくさんの方々と豊かな時間を過ごし、誰にも迷惑をかけずに消えていくように逝って……。... 親の死から多くを学んだ人生の最後が地獄にならないように「準備」 私の父は心臓の検査で入院している最中に病院内の事故で亡くなりました。、このとき病院や医療の恐ろしさを実感しました。治療したら治るとか、ちょっとした手術で治るなら医療を受けようとは思いますけど、大手術はしたくないですね。大きな手術をするとどうしても医療の側に引っ張られてしまう。最後まで、自分の意識下の時間を過ごして死んでいきたいと思います。 母は胃の手前に憩室というものができて、そこに食べた物が入って手術が必要になった。その前に試しに少し輸血してみたら、震えが出て凄いことになってしまったんです。母は怖がって、手術なんかしたらどうなるかわからないと手術を拒否。死を覚悟してからは会いたい人に会って、たくさんの方々と豊かな時間を過ごし、誰にも迷惑をかけずに消えていくように逝って……。母の

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