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MRの面会規定「1分間1000円」、締め出された製薬企業

「訪問回数」に付き合わされた医師

2018年5月1日号

 3月14日、東京・神保町にあるクリニックのウェブサイトで、MR向けに次のような面会規定が掲載された。〈面会規定を無視して訪問される場合、1分間1000円のタイムチャージが掛かります。当日、現金にてお持ちください〉 医療機関が面会規定を設けるのは、珍しいことではない。ただ、面会規定にある「1分間1000円」は、まるでMRの訪問をけん制しているようだった。 面会規定では、情報提供は基本的にメールで完結するようにと促している。それでも、面会希望の場合には〈なぜ面会でなければいけないのか、なぜメールではいけないのか、をよくわかるように説明してください〉と徹底していた。一体、なぜこのような厳しい面会規定を導入したのだろうか。きっかけはMSD この面会規定を作成したのは、お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐氏。12年に慶應義塾大学医学部を卒業し、14年に...  3月14日、東京・神保町にあるクリニックのウェブサイトで、MR向けに次のような面会規定が掲載された。〈面会規定を無視して訪問される場合、1分間1000円のタイムチャージが掛かります。当日、現金にてお持ちください〉 医療機関が面会規定を設けるのは、珍しいことではない。ただ、面会規定にある「1分間1000円」は、まるでMRの訪問をけん制しているようだった。 面会規定では、情報提供は基本的にメールで完結するようにと促している。それでも、面会希望の場合には〈なぜ面会でなければいけないのか、なぜメールではいけないのか、をよくわかるように説明してください〉と徹底していた。一体、なぜこのような厳しい面会規定を導入したのだろうか。きっかけはMSD この面会規定を作成したのは、お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐氏。12年に慶應義塾大学医学部を卒業し、14年に開院

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