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Pharmacoeconomics━療法の価値━

48万ドルの小児白血病キムリア療法は優れて費用効果的

第3回 黎明期の遺伝子・細胞療法の経済的評価(①②❸④)

2018年5月1日号

▽米国初のCAR-T細胞療法キムリアは瀕死の小児白血病患者に健康的な生活への道を拓いた▽点滴1回で47.5万ドル(リスト価格)、しかし高い確率でキュアを約束、優れて費用効果的だ▽ノバルティスは価値に基づいた支払いの具体策として1ヵ月後に反応した患者にのみ請求する【出典】 Institute for Clinical and Economic Review(ICER), prepared for California Technology Assessment Forum (CTAF), Chimeric Antigen Receptor T-Cell therapy for B-Cell cancers : Effectiveness and Value(Final evidence report), 2018年3月23日 患者の白血球細胞を組み替えた「生きた医薬品」CAR-T細胞療法「キムリア」(チサジェンルクルーセル)は「イエスカルタ」と同じくリンパ球のB細胞から発生する腫瘍を標的とする。2017年8月、25歳までのB細胞急性リンパ芽球白血病(B-ALL)の適応で承認する際、FDA... ▽米国初のCAR-T細胞療法キムリアは瀕死の小児白血病患者に健康的な生活への道を拓いた▽点滴1回で47.5万ドル(リスト価格)、しかし高い確率でキュアを約束、優れて費用効果的だ▽ノバルティスは価値に基づいた支払いの具体策として1ヵ月後に反応した患者にのみ請求する【出典】 Institute for Clinical and Economic Review(ICER), prepared for California Technology Assessment Forum (CTAF), Chimeric Antigen Receptor T-Cell therapy for B-Cell cancers : Effectiveness and Value(Final evidence report), 2018年3月23日 患者の白血球細胞を組み替えた「生きた医薬品」CAR-T細胞療法「キムリア」(チサジェンルクルーセル)は「イエスカルタ」と同じくリンパ球のB細胞から発生する腫瘍を標的とする。2017年8月、25歳までのB細胞急性リンパ芽球白血病(B-ALL)の適応で承認する際、FDA(

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