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Patient Relations

難治性疼痛患者支援協会 ぐっどばいペイン

2018年5月1日号

「痛み難民」の出ない仕組みを若園和朗代表理事 なぜ痛むのか、なぜ治らないのか。原因のはっきりしない「慢性の痛み」が世界中のさまざまな疾患の患者、多くの高齢者らを悩ませ続けている。なかには、神経が切れているはずなのに継続的に痛みを感じてしまうケースまである。 豪州などでは痛みと上手に付き合う「ペインマネジメント」を取り入れ、医療者の管理のもとで患者が自分の状態を理解し、運動療法などに取り組むアプローチも普及している。しかし、日本では「20年以上遅れている」との問題認識が当事者たちから聞かれる。適切な医療を受けられなければ、患者は痛みを恐れ、活動することを止める悪循環にもつながる。「がん対策基本法の制定(06年)以降、がん患者の『痛み』については、医療現場でもしっかりと対応する意識が出ていますが、それ以外の病気では、まだまだ軽視されています。対... 「痛み難民」の出ない仕組みを若園和朗代表理事 なぜ痛むのか、なぜ治らないのか。原因のはっきりしない「慢性の痛み」が世界中のさまざまな疾患の患者、多くの高齢者らを悩ませ続けている。なかには、神経が切れているはずなのに継続的に痛みを感じてしまうケースまである。 豪州などでは痛みと上手に付き合う「ペインマネジメント」を取り入れ、医療者の管理のもとで患者が自分の状態を理解し、運動療法などに取り組むアプローチも普及している。しかし、日本では「20年以上遅れている」との問題認識が当事者たちから聞かれる。適切な医療を受けられなければ、患者は痛みを恐れ、活動することを止める悪循環にもつながる。「がん対策基本法の制定(06年)以降、がん患者の『痛み』については、医療現場でもしっかりと対応する意識が出ていますが、それ以外の病気では、まだまだ軽視されています。対策は

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