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「頭内爆発音症候群」

2018年5月15日号

  最近、珍奇な命名が目立つ。本来の漢字の読み方を無視して、奇抜な読み方にする現象を「キラキラネーム」と呼ぶそうな。 医療界でも、時に珍妙な病名がつくことが少なくない。なかでも症候群の仲間には、世界76億人から生ずる奇病に対して、さまざまな珍名が次々と誕生している。「頭内爆発音症候群」もそのひとつ。 寝入りばなに頭の中で突然爆発音を聞いたり、閃光を見たりするおかしな現象だ。時には花火の様だったり、銃声、叫び声、うなり声、雷鳴などが突然聴こえたかと思うと数秒で収まる。 米国・ワシントン州大学・ブライアン博士の調査では、学生のおよそ7人に1人が経験している、とのことで決して少なくはない。 一般的に脳が眠りにつく過程では、コンピュータが徐々にシャットダウンする様子に似ているという。それが一気に起動、そして衝撃を爆発として解釈するのではないかと推...   最近、珍奇な命名が目立つ。本来の漢字の読み方を無視して、奇抜な読み方にする現象を「キラキラネーム」と呼ぶそうな。 医療界でも、時に珍妙な病名がつくことが少なくない。なかでも症候群の仲間には、世界76億人から生ずる奇病に対して、さまざまな珍名が次々と誕生している。「頭内爆発音症候群」もそのひとつ。 寝入りばなに頭の中で突然爆発音を聞いたり、閃光を見たりするおかしな現象だ。時には花火の様だったり、銃声、叫び声、うなり声、雷鳴などが突然聴こえたかと思うと数秒で収まる。 米国・ワシントン州大学・ブライアン博士の調査では、学生のおよそ7人に1人が経験している、とのことで決して少なくはない。 一般的に脳が眠りにつく過程では、コンピュータが徐々にシャットダウンする様子に似ているという。それが一気に起動、そして衝撃を爆発として解釈するのではないかと推測し

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