医薬経済オンライン

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「日本からギリアドを」夢想する経産省

バイオベンチャー育成レポートの本気度

2018年6月1日号

 経済産業省の「バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会」がまとめた報告書がある。その名も「『伊藤レポート2.0』バイオメディカル産業版」。伊藤とは研究会の座長を務めた伊藤邦雄・一橋大学大学院商学研究科特任教授。お役所のレポートや報告書は長ったらしいタイトルが付くが、これは珍しく個人名のタイトル。よほど座長の思い入れが強かったらしい。 ともかく、経産省の生物化学産業課が投資信託会社のファンドマネジャーや証券会社のアナリストなど15人の委員を集め、厚生労働省や東京証券取引所、日本製薬工業協会などをオブザーバーに招き、「バイオベンチャーが上場を果たした後、大きく成長させるためには何が必要か」という命題に取り組み、昨年11月以来、5回の研究会を開いて討議した報告書だ。研究会にはそーせいグループ副社長やペプチドリ―ムIR広報部長、ナノキャリア社長らベ...  経済産業省の「バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会」がまとめた報告書がある。その名も「『伊藤レポート2.0』バイオメディカル産業版」。伊藤とは研究会の座長を務めた伊藤邦雄・一橋大学大学院商学研究科特任教授。お役所のレポートや報告書は長ったらしいタイトルが付くが、これは珍しく個人名のタイトル。よほど座長の思い入れが強かったらしい。 ともかく、経産省の生物化学産業課が投資信託会社のファンドマネジャーや証券会社のアナリストなど15人の委員を集め、厚生労働省や東京証券取引所、日本製薬工業協会などをオブザーバーに招き、「バイオベンチャーが上場を果たした後、大きく成長させるためには何が必要か」という命題に取り組み、昨年11月以来、5回の研究会を開いて討議した報告書だ。研究会にはそーせいグループ副社長やペプチドリ―ムIR広報部長、ナノキャリア社長らベンチ

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