AIで変貌する製薬産業の未来 | 医薬経済オンライン

HOLMES & VACCINE

AIで変貌する製薬産業の未来

第5回～ＰＨＲ市場の競争～

コイツ・ドナン

2018年6月1日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は製薬産業の将来について、新たなテーマで議論を始めた。題材は人工知能（ＡＩ）。今回は２人だけでなく、ドイツ人で抗体医薬のスペシャリストのマブ博士とコンピューターサイエンスを学ぶ学生のアイが参戦した。製薬産業とＡＩに親和性があるのか、推理を始めたホームズは具体例を次々と紹介した。旧グーグルライフサイエンス（ベルリーライフサイエンス）というアルファベットの子会社とジョンソン＆ジョンソンの医療機器子会社エチコンが、手術支援ロボットを開発するバーブ・サージカルを共同で設立。そして、よりスマートな「ロボット外科医」を開発するという。とくにＩＴの巨人であるグーグルが参入していたことが、ワクチン博士たちを驚かせた。　Ｊ＆Ｊがグーグルと協業する。英国で内科医をしている私は、そんな時代が来ることなど想像も... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は製薬産業の将来について、新たなテーマで議論を始めた。題材は人工知能（ＡＩ）。今回は２人だけでなく、ドイツ人で抗体医薬のスペシャリストのマブ博士とコンピューターサイエンスを学ぶ学生のアイが参戦した。製薬産業とＡＩに親和性があるのか、推理を始めたホームズは具体例を次々と紹介した。旧グーグルライフサイエンス（ベルリーライフサイエンス）というアルファベットの子会社とジョンソン＆ジョンソンの医療機器子会社エチコンが、手術支援ロボットを開発するバーブ・サージカルを共同で設立。そして、よりスマートな「ロボット外科医」を開発するという。とくにＩＴの巨人であるグーグルが参入していたことが、ワクチン博士たちを驚かせた。　Ｊ＆Ｊがグーグルと協業する。英国で内科医をしている私は、そんな時代が来ることなど想像もつか

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