薬剤師不足解消へ自治体と薬科大が連携
背景に「養成」する大学間の競争激化も
2018年6月1日号
へき地の医師の不足と確保策が話題になることが多い。だが、このところ地方の薬剤師不足も深刻な状況に陥り始めている。 本誌では以前、富山県が県内の企業と提携し、理工系大学院生や薬学部を卒業する学生に対し、Uターン、Iターン(生まれ故郷から別の地域に移住、就業する)、Jターン(進学を機に都会に移住したが、その後は生まれ故郷に近い地方都市に移住し、就業)で就職してくれたら奨学金返還を肩代わりする支援策を報じた(17年3月1日号)。西日本では、とくに病院薬剤師、保険薬局薬剤師の不足が顕在化している。 こうした傾向は、薬学部、薬科大学を持たない地域で目立ち始めているのも特徴で、とくに日本海側の該当自治体は対策を本格化し始めた。 4月19日に鳥取県、公益財団法人ふるさと鳥取県定住機構(森谷邦彦理事長)と、大阪薬科大学(政田幹夫学長)の間で調印された「薬...
へき地の医師の不足と確保策が話題になることが多い。だが、このところ地方の薬剤師不足も深刻な状況に陥り始めている。 本誌では以前、富山県が県内の企業と提携し、理工系大学院生や薬学部を卒業する学生に対し、Uターン、Iターン(生まれ故郷から別の地域に移住、就業する)、Jターン(進学を機に都会に移住したが、その後は生まれ故郷に近い地方都市に移住し、就業)で就職してくれたら奨学金返還を肩代わりする支援策を報じた(17年3月1日号)。西日本では、とくに病院薬剤師、保険薬局薬剤師の不足が顕在化している。 こうした傾向は、薬学部、薬科大学を持たない地域で目立ち始めているのも特徴で、とくに日本海側の該当自治体は対策を本格化し始めた。 4月19日に鳥取県、公益財団法人ふるさと鳥取県定住機構(森谷邦彦理事長)と、大阪薬科大学(政田幹夫学長)の間で調印された「薬学生
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