Pharmacoeconomics ━療法の価値━
CAR−T細胞療法の開始-キムリアは失望、イエスカルタと明暗
第5回 黎明期の遺伝子・細胞療法の経済的評価(①②③④)補
2018年6月1日号
▽承認後、最初のフルの四半期売上高はキムリア1200万ドル、イエスカルタ4000万ドル▽保険支払いが確定しないなか、認定病院は慎重に提供を始めた。初期症例から総費用の実情も▽キムリアは小児B-ALLに続いて成人リンパ腫の適用拡大、イエスカルタとの直接競争に入る【出典】 Gregory Daniel, et al.,Advancing gene therapies and curative health care through value-based payment reform,Health Affairs Blog October 30, 2017 3月18日、13歳のジャックがホーガン夫妻とともにボストンへ5時間のドライブに出発した。スパーク・セラピューティクスの遺伝性網膜疾患治療薬「ラクスターナ」の注入手術を全米で最初に受けるための旅だ。ラクスターナは12月に前倒し承認を取得したため、3月第3週までに供給体制が整った。ジャックが向かったマサチューセッツ・アイ&イヤーは、先駆けの認定8施設のひ...
▽承認後、最初のフルの四半期売上高はキムリア1200万ドル、イエスカルタ4000万ドル▽保険支払いが確定しないなか、認定病院は慎重に提供を始めた。初期症例から総費用の実情も▽キムリアは小児B-ALLに続いて成人リンパ腫の適用拡大、イエスカルタとの直接競争に入る【出典】 Gregory Daniel, et al.,Advancing gene therapies and curative health care through value-based payment reform,Health Affairs Blog October 30, 2017 3月18日、13歳のジャックがホーガン夫妻とともにボストンへ5時間のドライブに出発した。スパーク・セラピューティクスの遺伝性網膜疾患治療薬「ラクスターナ」の注入手術を全米で最初に受けるための旅だ。ラクスターナは12月に前倒し承認を取得したため、3月第3週までに供給体制が整った。ジャックが向かったマサチューセッツ・アイ&イヤーは、先駆けの認定8施設のひとつ
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