医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

オンザスクリュー

品格を地に落とした前財務事務次官のセクハラ

2018年6月1日号

 前代未聞の理由で辞任 週刊新潮に女性記者へのセクハラ疑惑を報じられた福田淳一財務次官が4月24日に辞任した。学校法人「森友学園」をめぐる混乱で佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任したのに続くトップ不在は、財務省にとって異常事態だ。とくに福田氏のセクハラ問題は、財務省OBなどからも苦言が飛び出している。 財務省は3日後の27日、福田氏についてセクハラ行為があったと認定し、6ヵ月の減給20%の懲戒処分に相当すると正式に発表した。会見で矢野康治官房長は「誠に遺憾で関係者に深くお詫びする」と陳謝したものの、福田氏は女性と会ったことは認めながらも、セクハラ行為を否定し続けていると説明した。福田氏が否定する一方で、テレビ朝日側の主張を覆すだけの反証を提示していないと判断し、セクハラ認定に踏み切ったという。 セクハラはどう行われたのか。テレビ朝日の角南源五社長が...  前代未聞の理由で辞任 週刊新潮に女性記者へのセクハラ疑惑を報じられた福田淳一財務次官が4月24日に辞任した。学校法人「森友学園」をめぐる混乱で佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任したのに続くトップ不在は、財務省にとって異常事態だ。とくに福田氏のセクハラ問題は、財務省OBなどからも苦言が飛び出している。 財務省は3日後の27日、福田氏についてセクハラ行為があったと認定し、6ヵ月の減給20%の懲戒処分に相当すると正式に発表した。会見で矢野康治官房長は「誠に遺憾で関係者に深くお詫びする」と陳謝したものの、福田氏は女性と会ったことは認めながらも、セクハラ行為を否定し続けていると説明した。福田氏が否定する一方で、テレビ朝日側の主張を覆すだけの反証を提示していないと判断し、セクハラ認定に踏み切ったという。 セクハラはどう行われたのか。テレビ朝日の角南源五社長が定例

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence