医薬経済オンライン

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雨降らせ地固める日医・横倉会長

4選確実で「高みの見物」の背景事情

2018年6月15日号

「横倉義武、チェスト!チェスト!チェスト!」 鹿児島県医師会の池田琢哉会長の掛け声に合わせて、一同が拳を突き上げる。チェストは「気張れ、頑張れ」を意味する鹿児島弁だ。NHKで放送中の大河ドラマ「西郷どん」では、西田敏行がナレーションの最後で発している。 6月3日、日本医師会の横倉会長(福岡)の陣営が、4選出馬に向けて都内で選挙対策事務所開きをした。横倉氏の地盤である九州ブロックは熱烈に支援する。 とはいえ、横倉氏自身には「チェスト不要」な状況。会長の座を脅かす対抗馬は現れておらず、日医役員選挙(6月23日投開票)で、横倉氏が4期目の当選を決めることが確実な情勢となっている。 焦点は、事務所開き時に公表した横倉陣営推薦の副会長(定数3)・常任理事(定数10)候補が「全員当選」できるかどうかだ。 数日前の5月30日、日医の定例会見後に記者団に囲ま... 「横倉義武、チェスト!チェスト!チェスト!」 鹿児島県医師会の池田琢哉会長の掛け声に合わせて、一同が拳を突き上げる。チェストは「気張れ、頑張れ」を意味する鹿児島弁だ。NHKで放送中の大河ドラマ「西郷どん」では、西田敏行がナレーションの最後で発している。 6月3日、日本医師会の横倉会長(福岡)の陣営が、4選出馬に向けて都内で選挙対策事務所開きをした。横倉氏の地盤である九州ブロックは熱烈に支援する。 とはいえ、横倉氏自身には「チェスト不要」な状況。会長の座を脅かす対抗馬は現れておらず、日医役員選挙(6月23日投開票)で、横倉氏が4期目の当選を決めることが確実な情勢となっている。 焦点は、事務所開き時に公表した横倉陣営推薦の副会長(定数3)・常任理事(定数10)候補が「全員当選」できるかどうかだ。 数日前の5月30日、日医の定例会見後に記者団に囲まれた

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