医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Pharmacoeconomics ━療法の価値━

アバタセプト-病状の重い患者群で対アダリムマブ優位

第1回 リウマチ性関節炎療法間の経済的評価(❶②)

2018年6月15日号

▽T細胞調節型抗リウマチ薬オレンシアはTNFα阻害剤ヒュミラに比肩し、劣っていない▽直接比較研究の事後分析の発見:マーカーAPCAが2剤の有効性の違いを予測できる、と▽APCAの高い患者でオレンシアはアダリムマブより費用はかかるが便益も大きく費用効果的だ【出典】 Evo Alemao,et al.,Cost-effectiveness analysis of abatacept compared with adalimumab on background methotrexate in biologic-naïve adult patients with rheumatoid arthritis and poor prognosis,Value Health 2018;21:193-202 ACPA(抗シトルリン化プロテイン抗体)は、関節炎リウマチ(RA)の初期段階で貧弱な予後を知らせるマーカーである。病勢進行の防止・最小化に重点を置いた米欧リウマチ学会合同のACR/EULAR疾患診断クライテリアの改訂(2010年9月)で初めて取り込まれた。 T細胞副刺戟調節薬「アバタセプト」(ブリス... ▽T細胞調節型抗リウマチ薬オレンシアはTNFα阻害剤ヒュミラに比肩し、劣っていない▽直接比較研究の事後分析の発見:マーカーAPCAが2剤の有効性の違いを予測できる、と▽APCAの高い患者でオレンシアはアダリムマブより費用はかかるが便益も大きく費用効果的だ【出典】 Evo Alemao,et al.,Cost-effectiveness analysis of abatacept compared with adalimumab on background methotrexate in biologic-naïve adult patients with rheumatoid arthritis and poor prognosis,Value Health 2018;21:193-202 ACPA(抗シトルリン化プロテイン抗体)は、関節炎リウマチ(RA)の初期段階で貧弱な予後を知らせるマーカーである。病勢進行の防止・最小化に重点を置いた米欧リウマチ学会合同のACR/EULAR疾患診断クライテリアの改訂(2010年9月)で初めて取り込まれた。 T細胞副刺戟調節薬「アバタセプト」(ブリスト

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence