医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

本格的な構造不況時代に突入した医薬品業界

第175回

研ファーマ・ブレーン 永江研太郎

2018年6月15日号

 医薬品産業は本格的な構造不況の時代に入った。アステラス製薬は14年に日本で早期退職者を募集しているが、4月には今まで強かった欧州の組織再編で300人超を削減、5月には日本でも600人を削減すると発表した。日本の外資では離職率が最も低く働きやすい会社と言われてきたベーリンガー・インゲルハイムは降圧剤「ミカルディス」の急減で6月からMRの30%に相当する330人程度の早期退職を募集。MSDも17年終わりに300人余り減らした。 アステラスが計上するミカルディス全体の売上げは18年3月期に▲50%の463億円で、これだけ急減すると日本の人員を減らさざるを得ないのも当然と言える。アステラスは「イクスタンジ」や「ベタニス」などグローバル7製品全体では伸びているが、日本のミカルディスの減少が大きすぎた。塩野義製薬は全体の売上高は1.7%増と伸び、抗HIV薬「...  医薬品産業は本格的な構造不況の時代に入った。アステラス製薬は14年に日本で早期退職者を募集しているが、4月には今まで強かった欧州の組織再編で300人超を削減、5月には日本でも600人を削減すると発表した。日本の外資では離職率が最も低く働きやすい会社と言われてきたベーリンガー・インゲルハイムは降圧剤「ミカルディス」の急減で6月からMRの30%に相当する330人程度の早期退職を募集。MSDも17年終わりに300人余り減らした。 アステラスが計上するミカルディス全体の売上げは18年3月期に▲50%の463億円で、これだけ急減すると日本の人員を減らさざるを得ないのも当然と言える。アステラスは「イクスタンジ」や「ベタニス」などグローバル7製品全体では伸びているが、日本のミカルディスの減少が大きすぎた。塩野義製薬は全体の売上高は1.7%増と伸び、抗HIV薬「テビ

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