Current Issues
2018年7月1日号
HIV感染者数減少へ、進む研究や調査 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が初めて確認されたのは1984年。当時は治療法が確立されておらず、致死の病として恐れられた。だが、現在は優秀な治療薬の登場で、患者の生存期間は大幅に改善された。ただし、完治するには至らず、完璧な予防法も見つかっていないため、「感染規模の縮小」をめざした取り組みが続いている。 ヴィーブヘルスケアは、HIVに対する2剤併用療法が第Ⅲ相試験で著しい有効性を示し、目標を達成したと報告した。ヴィーブはグラクソ・スミスクラインが株式の半分以上を保有する合弁会社だ。ヴィーブは今回、「ドルテグラビル」と「ラミヴジン」の2剤併用療法の治験の結果、ドルテグラビルをベースとする3剤療法と同等の有効性が確認されたと分析した。3剤から2剤へ薬剤を減らすことができれば、長期使用の場合などで毒性への懸...
HIV感染者数減少へ、進む研究や調査 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が初めて確認されたのは1984年。当時は治療法が確立されておらず、致死の病として恐れられた。だが、現在は優秀な治療薬の登場で、患者の生存期間は大幅に改善された。ただし、完治するには至らず、完璧な予防法も見つかっていないため、「感染規模の縮小」をめざした取り組みが続いている。 ヴィーブヘルスケアは、HIVに対する2剤併用療法が第Ⅲ相試験で著しい有効性を示し、目標を達成したと報告した。ヴィーブはグラクソ・スミスクラインが株式の半分以上を保有する合弁会社だ。ヴィーブは今回、「ドルテグラビル」と「ラミヴジン」の2剤併用療法の治験の結果、ドルテグラビルをベースとする3剤療法と同等の有効性が確認されたと分析した。3剤から2剤へ薬剤を減らすことができれば、長期使用の場合などで毒性への懸念を
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録