医薬経済オンライン

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一般名処方加算の「点数倍増」は影響大

後発品の使用促進で足りない部分

2018年7月15日号

 日本ジェネリック製薬協会は7月2日、後発品数量シェア分析の結果、17年度は69.9%と前年度比4.4ポイント増加したと発表した。とくに第4四半期(18年1〜3月)の速報値では前年同期比7ポイント増の74.1%だった。政府の目標である「17年度央に70%以上」には年度平均値ではわずかに及ばなかったが、「20年9月までに80%とする」目標は達成可能にも見えてきた。 4月以降は後発品調剤体制加算の引き上げや、一般名処方加算の点数倍増などで、さらに使用が進むとみられる。後発品専業企業に4月からの販売状況をヒアリングすると「薬価改定前の買い控えの影響が例年以上に大きかった反動で4月は高く伸びたのは事実。新たな使用促進策による数量増の影響は現在見極めている最中」としており、4〜6月の第1四半期は順調に拡大しているもようだ。 ある調剤薬局に取材してみると、「一般名処方...  日本ジェネリック製薬協会は7月2日、後発品数量シェア分析の結果、17年度は69.9%と前年度比4.4ポイント増加したと発表した。とくに第4四半期(18年1〜3月)の速報値では前年同期比7ポイント増の74.1%だった。政府の目標である「17年度央に70%以上」には年度平均値ではわずかに及ばなかったが、「20年9月までに80%とする」目標は達成可能にも見えてきた。 4月以降は後発品調剤体制加算の引き上げや、一般名処方加算の点数倍増などで、さらに使用が進むとみられる。後発品専業企業に4月からの販売状況をヒアリングすると「薬価改定前の買い控えの影響が例年以上に大きかった反動で4月は高く伸びたのは事実。新たな使用促進策による数量増の影響は現在見極めている最中」としており、4〜6月の第1四半期は順調に拡大しているもようだ。 ある調剤薬局に取材してみると、「一般名処方加

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