「起爆剤」となるか異業種店舗
前進していくかコンビニドラッグ
2018年7月15日号
最近、大手コンビニエンスストアで増えているのが異業種とのコラボレーションだ。ファミリーマートがコインランドリーやスポーツジムと協業した店舗を出せば、ローソンはドラッグストアと共同出店する。異業種混合によるハイブリッドを狙い、飽和状態から脱却しようとする。しかし、王者セブン―イレブン・ジャパンはシェア自転車を店頭で始めてはいるが、それは店頭の余剰スペースの有効利用であり基本的に異業種とのコラボではない。異業種コラボは是か非か――。「コンビニはコンビニという業態内で革新を進めていけばいいんです。そうすれば飽和なんてことにはならない」と語ったのは、ほかならぬコンビニの父、鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問だ。 昨今流行のコンビニの異業種コラボをあたかも否定するような発言だ。だが、異業種コラボは今に始まったことではない。 ローソンは09...
最近、大手コンビニエンスストアで増えているのが異業種とのコラボレーションだ。ファミリーマートがコインランドリーやスポーツジムと協業した店舗を出せば、ローソンはドラッグストアと共同出店する。異業種混合によるハイブリッドを狙い、飽和状態から脱却しようとする。しかし、王者セブン―イレブン・ジャパンはシェア自転車を店頭で始めてはいるが、それは店頭の余剰スペースの有効利用であり基本的に異業種とのコラボではない。異業種コラボは是か非か――。「コンビニはコンビニという業態内で革新を進めていけばいいんです。そうすれば飽和なんてことにはならない」と語ったのは、ほかならぬコンビニの父、鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問だ。 昨今流行のコンビニの異業種コラボをあたかも否定するような発言だ。だが、異業種コラボは今に始まったことではない。 ローソンは09年
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