HOT SIESTA ホットシエスタ
漫画家 朱戸(あかと)アオ
2018年7月15日号
矛盾を無視して医療は描けない『シャーガス病食害事件』『殺人ウイルスの感染拡大』『不老不死を研究する財団と人身売買』『遺伝子診断会社と不正な遺伝子調査』――。 朱戸アオ氏(36)は、医療を題材に「本当に起こりそう」なミステリーやサスペンス作品を描く。謎を解く主人公は、変わり者の天才寄生虫学者や正義感の強い厚生労働省の医系技官だ。作品に反映された、緻密な取材の舞台裏と思想を聞いた。――感染症がテーマの作品をいくつか描かれています。朱戸 「病院で何とか科の先生がいて、毎回違う患者が来て治してあげる」みたいな、いわゆる“医療モノ”のフォーマットじゃない企画がいいなと思いました。それで感染症がテーマならミステリーやサスペンス要素が入って面白い。海外ドラマの「ドクター・ハウス」も、先生が全然診療しないで何の病気か当てるという安楽椅子探偵の仕様ですよね。そう...
矛盾を無視して医療は描けない『シャーガス病食害事件』『殺人ウイルスの感染拡大』『不老不死を研究する財団と人身売買』『遺伝子診断会社と不正な遺伝子調査』――。 朱戸アオ氏(36)は、医療を題材に「本当に起こりそう」なミステリーやサスペンス作品を描く。謎を解く主人公は、変わり者の天才寄生虫学者や正義感の強い厚生労働省の医系技官だ。作品に反映された、緻密な取材の舞台裏と思想を聞いた。――感染症がテーマの作品をいくつか描かれています。朱戸 「病院で何とか科の先生がいて、毎回違う患者が来て治してあげる」みたいな、いわゆる“医療モノ”のフォーマットじゃない企画がいいなと思いました。それで感染症がテーマならミステリーやサスペンス要素が入って面白い。海外ドラマの「ドクター・ハウス」も、先生が全然診療しないで何の病気か当てるという安楽椅子探偵の仕様ですよね。そういう
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