医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

NIHを訪問して感じたこと

第59回 ワシントンDCではホロコースト展を見学

ジョージメイソン大学大学院(バージニア州) パブリックヘルス専攻 堀 玲子

2018年7月15日号

 5月初旬にワシントンDCに移ってきた。短期間だが本格的に住んでみるのは初めてだったので、2週間かけて市内のあらゆる美術館や博物館を見て回った。 ほとんどのスミソニアン系の建物展示物は無料だ。そのなかで、前評判の高かったホロコーストミュージアムに真っ先に足を運んだが、その日は満員御礼。「日本から来たので」と何とか粘ったせいか、ボランティアの係員が政府・軍関係者のチケットをくれて無事入館。どちらにしても無料なので罪は軽いかと思いつつ、映画を含めて時系列で説明されている展示物は心を打つものも多かった。アウシュビッツの収容所で殺されたユダヤ人の靴が山のように積み上げられた場面もあるので、幼い子どもは注意というコメントも記されている。個人的には、広島の原爆記念館のほうが原爆の悲惨な情景をありのままの事実として伝え、歴史を直視した施設という点で高...  5月初旬にワシントンDCに移ってきた。短期間だが本格的に住んでみるのは初めてだったので、2週間かけて市内のあらゆる美術館や博物館を見て回った。 ほとんどのスミソニアン系の建物展示物は無料だ。そのなかで、前評判の高かったホロコーストミュージアムに真っ先に足を運んだが、その日は満員御礼。「日本から来たので」と何とか粘ったせいか、ボランティアの係員が政府・軍関係者のチケットをくれて無事入館。どちらにしても無料なので罪は軽いかと思いつつ、映画を含めて時系列で説明されている展示物は心を打つものも多かった。アウシュビッツの収容所で殺されたユダヤ人の靴が山のように積み上げられた場面もあるので、幼い子どもは注意というコメントも記されている。個人的には、広島の原爆記念館のほうが原爆の悲惨な情景をありのままの事実として伝え、歴史を直視した施設という点で高く評

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence