医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

「大再編」の号砲かスズケンと東邦の共闘

「虎の子」の顧客支援システムを共同利用

2018年8月1日号

 「あの2社は今後、包括的に業務提携するかもしれない」  1年以上前に、国内大手メーカー関係者が立てた推測が、見事に的中した。 スズケンと東邦ホールディングスは7月24日、スペシャリティ医薬品と後発品で新たな流通モデルを共同構築することと、顧客支援システムの共同利用で基本合意したと発表した。現在、医療用医薬品卸として、スズケンは3位、東邦は4位に位置する。1位はアルフレッサ、2位がメディセオといった構図である。 伸びない市場のなかで生き残るため、3位のスズケンと4位の東邦は、事業や機能・ノウハウを融合させ、「今までにない協業モデル」を構築し、より一層の低コスト経営を追求するとともに、新たな収益源を確保する考えを示した。 スペシャリティ薬と後発品の協業範囲については、聖域を設けず、「仕入一本化」や「共同物流」なども模索する構えだ。「成功体験...  「あの2社は今後、包括的に業務提携するかもしれない」  1年以上前に、国内大手メーカー関係者が立てた推測が、見事に的中した。 スズケンと東邦ホールディングスは7月24日、スペシャリティ医薬品と後発品で新たな流通モデルを共同構築することと、顧客支援システムの共同利用で基本合意したと発表した。現在、医療用医薬品卸として、スズケンは3位、東邦は4位に位置する。1位はアルフレッサ、2位がメディセオといった構図である。 伸びない市場のなかで生き残るため、3位のスズケンと4位の東邦は、事業や機能・ノウハウを融合させ、「今までにない協業モデル」を構築し、より一層の低コスト経営を追求するとともに、新たな収益源を確保する考えを示した。 スペシャリティ薬と後発品の協業範囲については、聖域を設けず、「仕入一本化」や「共同物流」なども模索する構えだ。「成功体験」を

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence