オンザスクリュー
財務事務次官に本命の岡本氏就任
2018年8月1日号
女性記者へのセクハラ問題で辞任した財務省の福田淳一前事務次官の後任に、以前から本命とみられていた岡本薫明主計局長(83年入省)が就任した。森友問題で今年3月に辞任した佐川宣寿前国税庁長官の後任には藤井健志国税庁次長(85年入省)が昇格し、4月の福田氏の辞任以来、2人の事務方トップが不在という異常事態は解消される見通しとなった。 岡本氏は、主計局調査課長、主計官、官房秘書課長、主計局次長、官房長と、主計畑を中心に枢要なポストを歴任しており、次官候補とみられていた。3年前に事務次官退任直後に亡くなった香川俊介氏(79年入省)に似た人柄で、人望が厚く省外にもファンは多い。早くから次官待望論があった。 しかし、文書改ざん当時、文書管理の責任者の官房長だったため、厳重注意の処分を受けたことから、政府内などに昇格は難しいのではという見方が広まっていた...
女性記者へのセクハラ問題で辞任した財務省の福田淳一前事務次官の後任に、以前から本命とみられていた岡本薫明主計局長(83年入省)が就任した。森友問題で今年3月に辞任した佐川宣寿前国税庁長官の後任には藤井健志国税庁次長(85年入省)が昇格し、4月の福田氏の辞任以来、2人の事務方トップが不在という異常事態は解消される見通しとなった。 岡本氏は、主計局調査課長、主計官、官房秘書課長、主計局次長、官房長と、主計畑を中心に枢要なポストを歴任しており、次官候補とみられていた。3年前に事務次官退任直後に亡くなった香川俊介氏(79年入省)に似た人柄で、人望が厚く省外にもファンは多い。早くから次官待望論があった。 しかし、文書改ざん当時、文書管理の責任者の官房長だったため、厳重注意の処分を受けたことから、政府内などに昇格は難しいのではという見方が広まっていた。こ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録