医薬経済オンライン

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6年制から10年、「転換期」迎える薬科大

京都、東京の3校の連携が始動

2018年8月1日号

 7月17日に京都市山科区にある京都薬科大学で京都、東京の3つの単科薬科大の連携が発表された。単科薬科大の新たな存在価値をアピールする戦略として関心を集める。6年制導入以後、約10年を経て、総合大学の薬学部創設や医科系大学との統合や連携が進むなか、単科薬科大がその独自性を打ち出すチャンスとの視点もある。始動した連携プロジェクト名は「SCRUMプロジェクト」。単科薬科大が地域を越えてスクラムを組む。呼びかけた京都薬科大の後藤直正学長は「生き残り戦略と受け取られるのは不本意」と、今後のプロジェクト具体化への関心を求める。果たしてトライは成るのか。 3薬科大の連携は、25年問題を見据え、在宅医療など医療システム変革に対応した薬学・薬剤師教育の新しいモデル開発を目的とする。17日の記者会見では、具体的な連携内容に関しては、今後基本テーマごとに運営委員会...  7月17日に京都市山科区にある京都薬科大学で京都、東京の3つの単科薬科大の連携が発表された。単科薬科大の新たな存在価値をアピールする戦略として関心を集める。6年制導入以後、約10年を経て、総合大学の薬学部創設や医科系大学との統合や連携が進むなか、単科薬科大がその独自性を打ち出すチャンスとの視点もある。始動した連携プロジェクト名は「SCRUMプロジェクト」。単科薬科大が地域を越えてスクラムを組む。呼びかけた京都薬科大の後藤直正学長は「生き残り戦略と受け取られるのは不本意」と、今後のプロジェクト具体化への関心を求める。果たしてトライは成るのか。 3薬科大の連携は、25年問題を見据え、在宅医療など医療システム変革に対応した薬学・薬剤師教育の新しいモデル開発を目的とする。17日の記者会見では、具体的な連携内容に関しては、今後基本テーマごとに運営委員会を発

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