医薬経済オンライン

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製薬企業の経営診断

後発品80%時代に向け全力

―東和薬品、製販強化戦略を一貫して推進―

2018年9月1日号

 政府は「骨太の方針2017」で、20年9月末までに後発品数量シェア80%を実現するため、第3期医療費適正化計画に使用促進策を盛り込んだ。後発品市場は数量増が期待できる一方で、薬価で厳しさが増す状況を迎えている。後発品企業は成長戦略が問われる段階に入っている。大手各社はそれぞれ18年度を起点にした中期経営計画に取り組んでいるが、東和薬品も18年度~20年度の中計を推進中だ。 東和薬品は国内市場強化を第一義に「信頼される製品を安定供給することによって確実な成長をめざす」ことを基本ビジョンとしており、推進中の中計期間は後発品80%時代に対応する最終準備期間と位置付けている。そして計画では信頼される製品の安定供給によって、東和ブランドを確たるものとすることに力点を置いた。 計画の基本方針は3項目で構成している。第1に国内後発品事業の確実な成長、第2にさら...  政府は「骨太の方針2017」で、20年9月末までに後発品数量シェア80%を実現するため、第3期医療費適正化計画に使用促進策を盛り込んだ。後発品市場は数量増が期待できる一方で、薬価で厳しさが増す状況を迎えている。後発品企業は成長戦略が問われる段階に入っている。大手各社はそれぞれ18年度を起点にした中期経営計画に取り組んでいるが、東和薬品も18年度~20年度の中計を推進中だ。 東和薬品は国内市場強化を第一義に「信頼される製品を安定供給することによって確実な成長をめざす」ことを基本ビジョンとしており、推進中の中計期間は後発品80%時代に対応する最終準備期間と位置付けている。そして計画では信頼される製品の安定供給によって、東和ブランドを確たるものとすることに力点を置いた。 計画の基本方針は3項目で構成している。第1に国内後発品事業の確実な成長、第2にさらなる

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