ディテールとチャネル状況の傾向

MR活動実態調査Report

ディテールとチャネル状況の傾向

新時代のＭＲ活動実態調査・ＳＭＡＸデータ分析142

株式会社Ａ・Ｍ・Ｃ代表取締役社長　薬剤師　三上彰貴子

2018年9月1日号

　ここ数年、ＭＲのディテール（ＤＴＬ）数が減少傾向にある。理由としてＭＲの訪問規制やＭＲ数の減少というＭＲを取り巻く環境変化が進んだこともあるが、ｅプロモーションの強化や講演会への注力など、ＤＴＬチャネルの変化も挙げられる。そこで今回は、直近（17年４月～18年６月）のＤＴＬとチャネル状況の傾向を分析したので紹介する。まず、今回用いたデータは、17年４月から18年６月までの１年３ヵ月（５四半期）で、四半期ごとにＧＰ（１００床未満）とＨＰ（１００床以上）と分けてＤＴＬデータを抽出した。　チャネルはＭＲ、ＭＳに加えて、講演会をｗｅｂで視聴するｗｅｂ型講演会、会場に参加する会場型講演会と分けて表記した（講演会の開催数ではなく、医師が閲覧・参加して回答した数である）。また、ｅプロモーション（ｅプロ）は、医師へのダイレクトメールなどでｗｅｂサイトを視聴す... 　ここ数年、ＭＲのディテール（ＤＴＬ）数が減少傾向にある。理由としてＭＲの訪問規制やＭＲ数の減少というＭＲを取り巻く環境変化が進んだこともあるが、ｅプロモーションの強化や講演会への注力など、ＤＴＬチャネルの変化も挙げられる。そこで今回は、直近（17年４月～18年６月）のＤＴＬとチャネル状況の傾向を分析したので紹介する。まず、今回用いたデータは、17年４月から18年６月までの１年３ヵ月（５四半期）で、四半期ごとにＧＰ（１００床未満）とＨＰ（１００床以上）と分けてＤＴＬデータを抽出した。　チャネルはＭＲ、ＭＳに加えて、講演会をｗｅｂで視聴するｗｅｂ型講演会、会場に参加する会場型講演会と分けて表記した（講演会の開催数ではなく、医師が閲覧・参加して回答した数である）。また、ｅプロモーション（ｅプロ）は、医師へのダイレクトメールなどでｗｅｂサイトを視聴するタ

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