医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

白血病になった社長

医療費負担と就労問題

第6回 患者として人生に向き合う

ACメディカル代表取締役社長 昌原清植

2018年9月1日号

 あとになって聞いた話です。 会社の仲間によると、ロタウイルス感染が発覚する2~3日前、どうやら私は熱中症のようなだるさを訴えていたようなのです。神経鞘腫のときに「早めの受診」という教訓を得たはずなのに、まったく反省していなかったのです。 ところで8月15日号では「3歳児並みの免疫力」だったことを紹介しましたが、「移植あるある」のひとつが予防接種のやり直しです。 じつは、ロタウイルスの感染より前、しかも退院後かなり早い段階で水疱瘡に罹りました。私の場合、移植よりずっと以前に1度自然に罹患していますので、これで2度目です。水疱瘡は1度感染すると免疫ができて2度と罹らないとされています。「なるほど。骨髄が入れ替わったということはこういうことか」と妙に納得したのはこのときでした。 骨髄移植を受けると、移植前に罹患したり、予防接種で得られた免疫が...  あとになって聞いた話です。 会社の仲間によると、ロタウイルス感染が発覚する2~3日前、どうやら私は熱中症のようなだるさを訴えていたようなのです。神経鞘腫のときに「早めの受診」という教訓を得たはずなのに、まったく反省していなかったのです。 ところで8月15日号では「3歳児並みの免疫力」だったことを紹介しましたが、「移植あるある」のひとつが予防接種のやり直しです。 じつは、ロタウイルスの感染より前、しかも退院後かなり早い段階で水疱瘡に罹りました。私の場合、移植よりずっと以前に1度自然に罹患していますので、これで2度目です。水疱瘡は1度感染すると免疫ができて2度と罹らないとされています。「なるほど。骨髄が入れ替わったということはこういうことか」と妙に納得したのはこのときでした。 骨髄移植を受けると、移植前に罹患したり、予防接種で得られた免疫が低下

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence