医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OBSEVER

日本製薬工業協会会長 中山讓治

2018年9月1日号

「イノベーション」追求で一致団結―政府が掲げる「皆保険制度の維持」と「イノベーションの推進」に対し、協力できることは。中山 協力と言うか、解決策として、いくつか道はあると思う。皆保険を維持するなかで、やはりイノベーションを優先する仕組みがよい。つまり、ノン・イノベーティブなものについては諦める。少なくとも長期収載品(の薬価引き下げ)は受け入れた。そういった形で全体を見直していけば、すべてを保険で扱う必要はない。―政府内では、「保険外し」や「自己負担引き上げ」の主張もあるが、ある程度許容できるのか。中山 少しそこは詳細な議論は煮詰まっていない。「イノベーティブではない」医薬品が、どんなものかにもよる。新薬創出加算の対象範囲で言えば、(品目要件の)「3年3番手以内」はあまりにも狭い。―製薬協には新薬比率が高い会員だけでなく、長期品を多く抱える会... 「イノベーション」追求で一致団結―政府が掲げる「皆保険制度の維持」と「イノベーションの推進」に対し、協力できることは。中山 協力と言うか、解決策として、いくつか道はあると思う。皆保険を維持するなかで、やはりイノベーションを優先する仕組みがよい。つまり、ノン・イノベーティブなものについては諦める。少なくとも長期収載品(の薬価引き下げ)は受け入れた。そういった形で全体を見直していけば、すべてを保険で扱う必要はない。―政府内では、「保険外し」や「自己負担引き上げ」の主張もあるが、ある程度許容できるのか。中山 少しそこは詳細な議論は煮詰まっていない。「イノベーティブではない」医薬品が、どんなものかにもよる。新薬創出加算の対象範囲で言えば、(品目要件の)「3年3番手以内」はあまりにも狭い。―製薬協には新薬比率が高い会員だけでなく、長期品を多く抱える会員

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence