医薬経済オンライン

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「半死」状態にある専門医機構

アテが外れた厚労省は補助金を続けるか

ロハス・メディカル編集発行人 川口恭

2018年9月15日号

「専門医」の認定を行う一般社団法人日本専門医機構(寺本民夫理事長)は、8月24日に開いた理事会で、理事会議事録などの内部情報が5月以降大量に流出していると報道されたことについて、調査する第三者委員会の設置を決定した。 報道によれば、この日の会見で寺本理事長は、情報流出が真実であることを認め、原因などの調査に当たる委員を弁護士やIT専門家などに委嘱するが氏名は非公表とすること、秋までに調査を終えてほしいと希望していることを明らかにしたという。 何がどのように流出したのか全貌が不明の段階で、たった3ヵ月程度の調査期間を設定したところに、アリバイ的に第三者調査を行って、早くこの問題にケリをつけたいという思惑が見える。 情報流出が起きたのは寺本氏の前任者時代で、直接に責任を問われることはなさそう、という気楽さもあるだろう。だが、この第三者調査は、... 「専門医」の認定を行う一般社団法人日本専門医機構(寺本民夫理事長)は、8月24日に開いた理事会で、理事会議事録などの内部情報が5月以降大量に流出していると報道されたことについて、調査する第三者委員会の設置を決定した。 報道によれば、この日の会見で寺本理事長は、情報流出が真実であることを認め、原因などの調査に当たる委員を弁護士やIT専門家などに委嘱するが氏名は非公表とすること、秋までに調査を終えてほしいと希望していることを明らかにしたという。 何がどのように流出したのか全貌が不明の段階で、たった3ヵ月程度の調査期間を設定したところに、アリバイ的に第三者調査を行って、早くこの問題にケリをつけたいという思惑が見える。 情報流出が起きたのは寺本氏の前任者時代で、直接に責任を問われることはなさそう、という気楽さもあるだろう。だが、この第三者調査は、専門

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