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医薬経済気象台

政治の季節本番を迎える

―総裁選後の政権課題―

2018年9月15日号

 自民党総裁選が9月20日に実施されるが、安倍晋三首相3選が確実視されている。各派閥のほとんどが安倍氏支持、立候補をめざしていた野田聖子総務相も安倍氏支持を表明、対立候補は石破茂元幹事長だけとなった。地方票による追い上げを期待しても石破氏の劣勢は避けられず、安倍一強体制を確認する総裁選になる。選挙は水物といっても、予想外の結果になる可能性は薄い。安倍首相は総裁選を前にして、日米首脳会談の日程調整に動き、次の総裁任期中の目玉政策に「生涯現役時代」の実現を打ち出したことは、3選を既定の事実にしているということだ。 総裁選後の最初の政治イベントは9月30日の沖縄県知事選。辺野古基地拡張の埋め立て問題をめぐって、沖縄県は病没した翁長雄志前知事の遺志として埋め立て許可を取り消す措置をとった。知事選は埋め立て賛成派の佐喜眞淳前宜野湾市長と反対派の玉城デ...  自民党総裁選が9月20日に実施されるが、安倍晋三首相3選が確実視されている。各派閥のほとんどが安倍氏支持、立候補をめざしていた野田聖子総務相も安倍氏支持を表明、対立候補は石破茂元幹事長だけとなった。地方票による追い上げを期待しても石破氏の劣勢は避けられず、安倍一強体制を確認する総裁選になる。選挙は水物といっても、予想外の結果になる可能性は薄い。安倍首相は総裁選を前にして、日米首脳会談の日程調整に動き、次の総裁任期中の目玉政策に「生涯現役時代」の実現を打ち出したことは、3選を既定の事実にしているということだ。 総裁選後の最初の政治イベントは9月30日の沖縄県知事選。辺野古基地拡張の埋め立て問題をめぐって、沖縄県は病没した翁長雄志前知事の遺志として埋め立て許可を取り消す措置をとった。知事選は埋め立て賛成派の佐喜眞淳前宜野湾市長と反対派の玉城デニー

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