医薬経済オンライン

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反転攻勢なるか「ファミマ薬局」

規制緩和から10年、OTC薬販売の秘策は

2018年9月15日号

 ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のコンビニエンスストア、ファミリーマートのコンビニ+薬局の「一体型店」の出店と医薬品販売に弾みがつかない。ファミマはコンビニのなかでも薬局一体型店の店舗展開は先駆者的な存在で、歴代社長がかねて一体型店の必要性を強調してきた。しかし、09年の改正薬事法(現医薬品医療機器法)施行から10年目を迎えた今も、OTC薬の販売に挑んでいるが、一体型店は50店超の規模、医薬品取扱店を加えても100店以下にとどまる。一時、「一体型店1000店構想」もあったなかで、なぜ広がってこなかったのか。 果たしてコンビニの医薬品販売は今後、広がるのか――。「コンビニに置いてあったら便利な商品」というテーマの調査だと、必ずといっていいほど上位に入るのが医薬品である。しかも最近では第1類のような効き目が強い商品を望む声も多い。ニー...  ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のコンビニエンスストア、ファミリーマートのコンビニ+薬局の「一体型店」の出店と医薬品販売に弾みがつかない。ファミマはコンビニのなかでも薬局一体型店の店舗展開は先駆者的な存在で、歴代社長がかねて一体型店の必要性を強調してきた。しかし、09年の改正薬事法(現医薬品医療機器法)施行から10年目を迎えた今も、OTC薬の販売に挑んでいるが、一体型店は50店超の規模、医薬品取扱店を加えても100店以下にとどまる。一時、「一体型店1000店構想」もあったなかで、なぜ広がってこなかったのか。 果たしてコンビニの医薬品販売は今後、広がるのか――。「コンビニに置いてあったら便利な商品」というテーマの調査だと、必ずといっていいほど上位に入るのが医薬品である。しかも最近では第1類のような効き目が強い商品を望む声も多い。ニーズが

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