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2018年9月15日号

CAR-T細胞療法2製品が欧州で承認 ノバルティスとギリアド・サイエンシズのCAR–T細胞療法が欧州で承認された。CAR–T細胞療法は1回限りの治療で完治が期待できる最新の療法だ。患者からT細胞を取り出してがんの攻撃性が高まるよう改変し、それを再度患者へ戻して治療効果が得られる画期的新薬となっている。 ノバルティスの「キムリア」は、25歳までのB細胞急性リンパ芽球性白血病薬と成人のびまん性大細胞性B型リンパ腫薬としてEUでの承認が認められた。既存の治療法では有効性が望めない患者に使用される。キムリアはEUで迅速承認薬指定を受けており、6月にはEU諮問委員会が承認を推奨していた。価格設定交渉や生産施設の整備はこれからで、上市時期は各国によって異なるスケジュールになる。欧州にはすでに稼働している米国の施設で生産された製品が供給されるほか、生産量を拡大... CAR-T細胞療法2製品が欧州で承認 ノバルティスとギリアド・サイエンシズのCAR–T細胞療法が欧州で承認された。CAR–T細胞療法は1回限りの治療で完治が期待できる最新の療法だ。患者からT細胞を取り出してがんの攻撃性が高まるよう改変し、それを再度患者へ戻して治療効果が得られる画期的新薬となっている。 ノバルティスの「キムリア」は、25歳までのB細胞急性リンパ芽球性白血病薬と成人のびまん性大細胞性B型リンパ腫薬としてEUでの承認が認められた。既存の治療法では有効性が望めない患者に使用される。キムリアはEUで迅速承認薬指定を受けており、6月にはEU諮問委員会が承認を推奨していた。価格設定交渉や生産施設の整備はこれからで、上市時期は各国によって異なるスケジュールになる。欧州にはすでに稼働している米国の施設で生産された製品が供給されるほか、生産量を拡大さ

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