医薬経済オンライン

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薬価に「冷たい」首相に3年付き合う医薬品業界

ポスト安倍まで耐えたら望みはあるか

2018年10月1日号

 9月20日、安倍晋三首相は自民党総裁選を制し、21年9月まで続投することとなった。早速、3日後には渡米し、ドナルド・トランプ大統領と日米首脳会談を行った。大統領自宅であるトランプタワーで夕食をともにし、フェイスブックでは満面の笑みで握手を交わす写真を掲載した。「外交の安倍」を強調しているなかで、安倍首相は今後3年間は何をするつもりなのだろうか。総裁選を通じて明確になったのは憲法改正、大規模金融緩和の出口戦略、北朝鮮との拉致問題解決に向けた交渉、さらなる経済成長戦略などを掲げたこと。また、石破茂元自民党幹事長が総裁選で訴えていた地方再生も取り込んだ。ただし、政策を手を替え品を替えて打ち出しても、やりっ放しが多い安倍首相。その批判にどう応えるのかも問われるだろう。 さて、社会保障制度については「3年間で制度のあり方、人生100年時代にしっかり...  9月20日、安倍晋三首相は自民党総裁選を制し、21年9月まで続投することとなった。早速、3日後には渡米し、ドナルド・トランプ大統領と日米首脳会談を行った。大統領自宅であるトランプタワーで夕食をともにし、フェイスブックでは満面の笑みで握手を交わす写真を掲載した。「外交の安倍」を強調しているなかで、安倍首相は今後3年間は何をするつもりなのだろうか。総裁選を通じて明確になったのは憲法改正、大規模金融緩和の出口戦略、北朝鮮との拉致問題解決に向けた交渉、さらなる経済成長戦略などを掲げたこと。また、石破茂元自民党幹事長が総裁選で訴えていた地方再生も取り込んだ。ただし、政策を手を替え品を替えて打ち出しても、やりっ放しが多い安倍首相。その批判にどう応えるのかも問われるだろう。 さて、社会保障制度については「3年間で制度のあり方、人生100年時代にしっかりと備

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