医薬経済気象台
強まる景気の下振れ懸念
―企業に強まる警戒感―
2018年10月1日号
18年4~6月期実質GDPの2次速報値が発表され、1次速報値の季節調整済み前期比0.5%増から、0.7%増に修正された。年率で1.9%増から3.0%増への修正だ。戦後最長の景気拡大期間は6年1ヵ月だが、今年12月で肩を並べ、これを抜いて戦後最長記録を更新する可能性もある。しかし景気の先行きには不安材料が増えている。調査機関の予想も、不安材料を折り込んで下方修正の動きにある。 日本経済研究センターが民間エコノミストの経済見通しを集計したESPフォーキャスト9月予想分を9月19日に発表した。18年7~9月期の実質GDP成長率は前期比年率0.6%の予想だった。8月時点の予想が1.45%だから大幅な下方修正になった。ただ、8月8日発表のESPフォーキャスでは4~6月期成長率は前期比年率1.46%、ところが9月10日に内閣府が発表した2次速報値は先に見たように3%だ...
18年4~6月期実質GDPの2次速報値が発表され、1次速報値の季節調整済み前期比0.5%増から、0.7%増に修正された。年率で1.9%増から3.0%増への修正だ。戦後最長の景気拡大期間は6年1ヵ月だが、今年12月で肩を並べ、これを抜いて戦後最長記録を更新する可能性もある。しかし景気の先行きには不安材料が増えている。調査機関の予想も、不安材料を折り込んで下方修正の動きにある。 日本経済研究センターが民間エコノミストの経済見通しを集計したESPフォーキャスト9月予想分を9月19日に発表した。18年7~9月期の実質GDP成長率は前期比年率0.6%の予想だった。8月時点の予想が1.45%だから大幅な下方修正になった。ただ、8月8日発表のESPフォーキャスでは4~6月期成長率は前期比年率1.46%、ところが9月10日に内閣府が発表した2次速報値は先に見たように3%だった
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