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オンザスクリュー

新厚労次官に「本命」の鈴木氏

2018年10月1日号

 今年の厚生労働省の幹部人事は7月31日に発令された。新事務次官には、本命とされた鈴木俊彦氏(83年厚生省入省・写真)が保険局長から起用された。総じて落ち着いた人事になっている。 旧厚生省時代からも保険局長から事務次官に昇格した例は多く、異例の抜擢ではないという。厚労省になってからでも、近藤純五郎氏(01年就任)と水田邦雄氏(09年就任)が保険局長から就任している。82年入省の蒲原基道前次官の後任に83年組が来るというのも順当だった。 鈴木氏の経歴を見て見ると、若い時期に会計課長、官邸で仕事をする内閣参事官など重要ポストを歴任した。さらに年金局長、社会・援護局長、保険局長と3局長を務めており、文字どおり「厚生事務官83年組」のエースである。「適任の人事だった」と話す関係者も多い。 事務次官と並ぶ厚生労働審議官には、83年組労働事務官でトップを走る宮川晃...  今年の厚生労働省の幹部人事は7月31日に発令された。新事務次官には、本命とされた鈴木俊彦氏(83年厚生省入省・写真)が保険局長から起用された。総じて落ち着いた人事になっている。 旧厚生省時代からも保険局長から事務次官に昇格した例は多く、異例の抜擢ではないという。厚労省になってからでも、近藤純五郎氏(01年就任)と水田邦雄氏(09年就任)が保険局長から就任している。82年入省の蒲原基道前次官の後任に83年組が来るというのも順当だった。 鈴木氏の経歴を見て見ると、若い時期に会計課長、官邸で仕事をする内閣参事官など重要ポストを歴任した。さらに年金局長、社会・援護局長、保険局長と3局長を務めており、文字どおり「厚生事務官83年組」のエースである。「適任の人事だった」と話す関係者も多い。 事務次官と並ぶ厚生労働審議官には、83年組労働事務官でトップを走る宮川晃氏(

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