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2018年10月15日号

世界肺癌学会で各社が最新データを報告 世界肺癌学会は9月23〜26日、カナダ・トロントで年次学術集会を開いた。新しい研究データが数多く発表されたが、とくに進歩著しい免疫療法の開発で各社が鎬を削る様子がうかがえた。 アストラゼネカは、免疫療法剤「イミフィンジ」の肺がん中期の患者を対象とした治験結果を報告し、標準療法を受けた患者グループと比較して同薬が死亡リスクを3分の1近く低下させたことを確認したと報告した。第Ⅲ相試験は手術不能なステージ3の非小細胞肺がん患者を被験者として実施、イミフィンジ群で死亡リスクが32%低下、全生存期間(OS)が著しく改善したことが認められた。2年間以上に渡るフォローアップが行われているが、OS中央値がプラセボ群では28.7ヵ月だったのに対し、イミフィンジ群では被験者の半数以上が生存していることから中央値には達していない。... 世界肺癌学会で各社が最新データを報告 世界肺癌学会は9月23〜26日、カナダ・トロントで年次学術集会を開いた。新しい研究データが数多く発表されたが、とくに進歩著しい免疫療法の開発で各社が鎬を削る様子がうかがえた。 アストラゼネカは、免疫療法剤「イミフィンジ」の肺がん中期の患者を対象とした治験結果を報告し、標準療法を受けた患者グループと比較して同薬が死亡リスクを3分の1近く低下させたことを確認したと報告した。第Ⅲ相試験は手術不能なステージ3の非小細胞肺がん患者を被験者として実施、イミフィンジ群で死亡リスクが32%低下、全生存期間(OS)が著しく改善したことが認められた。2年間以上に渡るフォローアップが行われているが、OS中央値がプラセボ群では28.7ヵ月だったのに対し、イミフィンジ群では被験者の半数以上が生存していることから中央値には達していない。 す

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