文科省汚職で追われる医療コンサルの「収支」
医師と官僚、政治家に尽くし「使い捨て」
2018年11月1日号
東京医科大学〝裏口入学〟でふたが開いた文部科学省幹部の贈収賄事件はその裾野が広がるばかりだ。贈収賄事件では文科省の佐野太前審議官と川端和明前国際統括官の幹部2人が逮捕、起訴され、東京医大の臼井正彦前理事長、鈴木衛前学長も在宅起訴。両者を仲介したとされる「東京医療コンサルティング」の谷口浩司元取締役も逮捕・起訴され、さらに海外逃亡中の同社元役員に逮捕状が出され、外務省からパスポート返納命令を受けている……。 一方、裏口入学をめぐり東京医大の入試で女子と浪人年数が長い受験者を差別していたことが判明したことから、全国81大学の医学部入試で不正があったのか、なかったのかという騒動にも発展。女子合格比率が低い医学部に疑惑の目が向き、昭和大学医学部が2次試験で現役、1浪、2浪以上で受験者を差別していたと発表した。順天堂大学も目下、調査中である。 極め...
東京医科大学〝裏口入学〟でふたが開いた文部科学省幹部の贈収賄事件はその裾野が広がるばかりだ。贈収賄事件では文科省の佐野太前審議官と川端和明前国際統括官の幹部2人が逮捕、起訴され、東京医大の臼井正彦前理事長、鈴木衛前学長も在宅起訴。両者を仲介したとされる「東京医療コンサルティング」の谷口浩司元取締役も逮捕・起訴され、さらに海外逃亡中の同社元役員に逮捕状が出され、外務省からパスポート返納命令を受けている……。 一方、裏口入学をめぐり東京医大の入試で女子と浪人年数が長い受験者を差別していたことが判明したことから、全国81大学の医学部入試で不正があったのか、なかったのかという騒動にも発展。女子合格比率が低い医学部に疑惑の目が向き、昭和大学医学部が2次試験で現役、1浪、2浪以上で受験者を差別していたと発表した。順天堂大学も目下、調査中である。 極め付け
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