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Pharmacoeconomics━療法の価値━015

企業のICER自己評価は受け入れ閾値の範囲内に

英NICE評価の変化(❶②)

2018年11月1日号

▽世界のHTA活用をリードした豪PBACと世界の関心を集める英NICEのデータ分析である▽費用効果的として給付対象に受け入れる支払い意思額の閾値と申請企業が提出するICERを比べた▽同じ条件の58製剤のペアに対する製薬会社自己評価は英豪の受け入れ閾値の範囲内に集中した【出典】 Shuhong Wang, et al., Comparing the ICERs in Medicine reimbursement submissions to NICE and PBAC – Does the presence of an explicit threshold affect the ICER proposed?, Value in Health 2018年8月図1は英国立医療技術評価機構(NICE)が費用効果的と見做し、国民保健サービス(NHS)に技術の給付適用(資金拠出)を推奨する判断に用いる支払意思額(WTP)、その甘めの閾値=獲得QALY(質調整生存年)あたり3万ポンドと、製薬会社の自社製品評価がどう違うか、増分費用効果比(ICER)の分布を見ている。 給付適... ▽世界のHTA活用をリードした豪PBACと世界の関心を集める英NICEのデータ分析である▽費用効果的として給付対象に受け入れる支払い意思額の閾値と申請企業が提出するICERを比べた▽同じ条件の58製剤のペアに対する製薬会社自己評価は英豪の受け入れ閾値の範囲内に集中した【出典】 Shuhong Wang, et al., Comparing the ICERs in Medicine reimbursement submissions to NICE and PBAC – Does the presence of an explicit threshold affect the ICER proposed?, Value in Health 2018年8月図1は英国立医療技術評価機構(NICE)が費用効果的と見做し、国民保健サービス(NHS)に技術の給付適用(資金拠出)を推奨する判断に用いる支払意思額(WTP)、その甘めの閾値=獲得QALY(質調整生存年)あたり3万ポンドと、製薬会社の自社製品評価がどう違うか、増分費用効果比(ICER)の分布を見ている。 給付適用を

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