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interview

益尾 憲・コニカミノルタプレシジョンジャパン社長

2018年11月1日号

データを蓄積して次の医療へ「コニカミノルタプレシジョンジャパン」が10月1日から業務を開始した。親会社のコニカミノルタはヘルスケア産業への本格参入を掲げ、17年度に立ち上げたバイオヘルスケア事業で21年度までに1000億円の売上げをめざすという。事業テーマは「プレシジョン・メディシン」(個別化医療)。創薬研究に参入するのではなく、コニカミノルタの「見える化技術」を製薬企業などに提供する。日本での事業展開について、コニカミノルタプレシジョンジャパンの益尾憲社長に聞いた。――個別化医療への参入の意義は。益尾 抗PD1抗体「オプジーボ」では、効く患者が2割と言われている。社会的には、残りの8割はどうなるんだという話になる。製薬企業はそれを補うために、2剤、3剤と治療薬を増やしていく開発をしている。そうすると、医療費はどんどん増えていく。治療薬は少ない... データを蓄積して次の医療へ「コニカミノルタプレシジョンジャパン」が10月1日から業務を開始した。親会社のコニカミノルタはヘルスケア産業への本格参入を掲げ、17年度に立ち上げたバイオヘルスケア事業で21年度までに1000億円の売上げをめざすという。事業テーマは「プレシジョン・メディシン」(個別化医療)。創薬研究に参入するのではなく、コニカミノルタの「見える化技術」を製薬企業などに提供する。日本での事業展開について、コニカミノルタプレシジョンジャパンの益尾憲社長に聞いた。――個別化医療への参入の意義は。益尾 抗PD1抗体「オプジーボ」では、効く患者が2割と言われている。社会的には、残りの8割はどうなるんだという話になる。製薬企業はそれを補うために、2剤、3剤と治療薬を増やしていく開発をしている。そうすると、医療費はどんどん増えていく。治療薬は少ないほう

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