医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

吸入剤後発品に立ち塞がる「壁」

BIの「レスピマット」を組み立てると

2018年11月15日号

 平成の世も残すところあとわずかとなり、メディアがこの30年間を振り返る特集を組み始めた。業界を顧みると、バブル期の銀座や北新地での接待も今では遠い過去となり、かつての営業手法はまったく通じなくなった。各社の製品構成も変わり、低分子薬中心から、傍流だった抗体医薬、そして細胞医薬へと移行し始めている。 なかでも、環境が激変したのは後発品ではないだろうか。今では数量シェア70%を超え、テレビCMの効果もあってか、「ジェネリック医薬品」が世の中に浸透してきた。後発品を「ゾロ品」と揶揄していた新薬メーカーも政府主導の後発品使用促進策の波には逆らえず、自ら自社品の後発品を手がける「オーソライズド・ジェネリック」(AG)を導入することも珍しくなくなった。さらには、バイオシミラーを扱う「バイオセイム」も出てきそうだ。 ところが、そんなご時世にもかかわらず...  平成の世も残すところあとわずかとなり、メディアがこの30年間を振り返る特集を組み始めた。業界を顧みると、バブル期の銀座や北新地での接待も今では遠い過去となり、かつての営業手法はまったく通じなくなった。各社の製品構成も変わり、低分子薬中心から、傍流だった抗体医薬、そして細胞医薬へと移行し始めている。 なかでも、環境が激変したのは後発品ではないだろうか。今では数量シェア70%を超え、テレビCMの効果もあってか、「ジェネリック医薬品」が世の中に浸透してきた。後発品を「ゾロ品」と揶揄していた新薬メーカーも政府主導の後発品使用促進策の波には逆らえず、自ら自社品の後発品を手がける「オーソライズド・ジェネリック」(AG)を導入することも珍しくなくなった。さらには、バイオシミラーを扱う「バイオセイム」も出てきそうだ。 ところが、そんなご時世にもかかわらず、後

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