医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

インフル新薬「ゾフルーザ」情けないマスコミ報道

第74回

2018年11月15日号

 憂鬱な季節がやってきた。そろそろ「インフルエンザ」が流行り出す。家族の感染を心配しているのではない。マスコミの報道が憂鬱なのだ。 これを書いている11月5日時点で、すでに何本ものネット記事を見た。今シーズン最初の大きなトピックスは、何といっても塩野義製薬の新薬「ゾフルーザ」(一般名=バロキサビルマルボキシル)が登場したことだろう。錠剤型で飲みやすいうえに、1回飲むだけでウイルスの増殖を抑えられるのが最大のウリなのだそうだ。 では、肝心の効果はどうだろう。添付文書に記載されている国際共同第Ⅲ相臨床試験(成人及び12歳以上の小児687例が対象。うち518例が日本人)の数字を見ると、インフルエンザ罹病期間の中央値がプラセボ80.2時間に対し、ゾフルーザが53.7時間。つまり、症状(咳、のどの痛み、頭痛、熱っぽさなど)が、約1日(26.5時間)早く軽快する...  憂鬱な季節がやってきた。そろそろ「インフルエンザ」が流行り出す。家族の感染を心配しているのではない。マスコミの報道が憂鬱なのだ。 これを書いている11月5日時点で、すでに何本ものネット記事を見た。今シーズン最初の大きなトピックスは、何といっても塩野義製薬の新薬「ゾフルーザ」(一般名=バロキサビルマルボキシル)が登場したことだろう。錠剤型で飲みやすいうえに、1回飲むだけでウイルスの増殖を抑えられるのが最大のウリなのだそうだ。 では、肝心の効果はどうだろう。添付文書に記載されている国際共同第Ⅲ相臨床試験(成人及び12歳以上の小児687例が対象。うち518例が日本人)の数字を見ると、インフルエンザ罹病期間の中央値がプラセボ80.2時間に対し、ゾフルーザが53.7時間。つまり、症状(咳、のどの痛み、頭痛、熱っぽさなど)が、約1日(26.5時間)早く軽快する結果

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