医薬経済オンライン

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Meiji「背伸び経営」への不安

インド子会社と旧化血研事業、手綱は引いているのか

2018年12月1日号

 MeijiSeikaファルマに加え、国内製薬業界で最大の問題児だった化学及血清療法研究所(化血研)の主要事業を引き継いだKMバイオロジクスも新たに傘下に入り、外形上は、医薬事業の拡大・強化に邁進している明治ホールディングス。動物薬に関しても、エーザイと旧第一製薬から動物薬事業を譲り受けた経緯があり、さらに食品子会社の明治でも、スポーツ栄養食品や健康サプリメントを製造販売するなど、広義のヘルスケア分野に一貫した関心を寄せる企業として知られている。 こうした明治HDが、11月7日に発表した同分野の中核を成す医薬品セグメントの19年3月期業績予想は、売上高が前年比18.7%増の2000億円、営業利益が同22.4%増の135億円と、ともに2ケタ増を計画する。とはいえ、業績伸長の内情は今年7月に連結化したKMバイオロジクスの売上高300億円、営業利益35億...  MeijiSeikaファルマに加え、国内製薬業界で最大の問題児だった化学及血清療法研究所(化血研)の主要事業を引き継いだKMバイオロジクスも新たに傘下に入り、外形上は、医薬事業の拡大・強化に邁進している明治ホールディングス。動物薬に関しても、エーザイと旧第一製薬から動物薬事業を譲り受けた経緯があり、さらに食品子会社の明治でも、スポーツ栄養食品や健康サプリメントを製造販売するなど、広義のヘルスケア分野に一貫した関心を寄せる企業として知られている。 こうした明治HDが、11月7日に発表した同分野の中核を成す医薬品セグメントの19年3月期業績予想は、売上高が前年比18.7%増の2000億円、営業利益が同22.4%増の135億円と、ともに2ケタ増を計画する。とはいえ、業績伸長の内情は今年7月に連結化したKMバイオロジクスの売上高300億円、営業利益35億円が

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