野球肘研究会 | 医薬経済オンライン

Patient Relations

野球肘研究会

2018年12月1日号

野球選手の肘は「消耗品」高原政利代表　18年夏の高校野球。秋田・金足農業の吉田輝星投手が、予選から甲子園大会決勝まで投げぬいた11戦１５１７球に、多くの観客が感動を覚え、その力投を賞賛した。　一方、その姿は、尽きない論争を三たび掘り起こすこととなった。高校野球への「球数制限」の導入である。野球肘を代表とする投球障害は、いわゆる“根性論”が薄まりつつある現在でも、依然として野球少年らを悩ませ続けている。　「伝統を守る」「選手層が薄い公立に不利に働く」など、球数制限に反対する声も聞かれる。ただ、投球障害は明確な「ケガ」や「病気」の一種。将来への影響も考え「ルールで子どもを守るべき」との声も年を追うごとに高まっている。　医師であり、野球肘への理解の浸透をめざす「野球肘研究会」の代表を務める高原政利氏（泉整形外科病院院長）に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━... 野球選手の肘は「消耗品」高原政利代表　18年夏の高校野球。秋田・金足農業の吉田輝星投手が、予選から甲子園大会決勝まで投げぬいた11戦１５１７球に、多くの観客が感動を覚え、その力投を賞賛した。　一方、その姿は、尽きない論争を三たび掘り起こすこととなった。高校野球への「球数制限」の導入である。野球肘を代表とする投球障害は、いわゆる“根性論”が薄まりつつある現在でも、依然として野球少年らを悩ませ続けている。　「伝統を守る」「選手層が薄い公立に不利に働く」など、球数制限に反対する声も聞かれる。ただ、投球障害は明確な「ケガ」や「病気」の一種。将来への影響も考え「ルールで子どもを守るべき」との声も年を追うごとに高まっている。　医師であり、野球肘への理解の浸透をめざす「野球肘研究会」の代表を務める高原政利氏（泉整形外科病院院長）に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━

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