医薬経済オンライン

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いつまでも内紛続ける「一般薬連」

開いた口が塞がらない訴状の中身

2018年12月15日号

 警察に探偵、裁判沙汰―――。これはフィクションではない。OTC薬関連5団体で構成する「日本一般用医薬品連合会」(一般薬連)の会長人事をめぐる内紛のキーワードである。一般薬連では、「正露丸」で知られる大幸薬品会長の柴田仁氏と、胃腸薬「キャベジン」で有名な興和グループ代表の三輪芳弘氏の2人が、それぞれ会長であると主張。両陣営が互いの正当性を訴えて収まりがつかない状態になっている。三輪氏は6月に緊急記者会見を開き柴田氏側に反論した 内紛が表面化したのは18年5月末。会長を務めていた三輪氏に対し、反発する役員らが柴田氏を次期会長に推したのがきっかけだ。会長職の任期は1期2年。三輪氏は16年6月から会長で、1期目の任期終了が迫っていた。そこで3月頃から理事長である黒川達夫氏を含む役員らが集まり会長人事を相談。柴田氏の推薦を決定すると、三輪氏に交代を迫っ...  警察に探偵、裁判沙汰―――。これはフィクションではない。OTC薬関連5団体で構成する「日本一般用医薬品連合会」(一般薬連)の会長人事をめぐる内紛のキーワードである。一般薬連では、「正露丸」で知られる大幸薬品会長の柴田仁氏と、胃腸薬「キャベジン」で有名な興和グループ代表の三輪芳弘氏の2人が、それぞれ会長であると主張。両陣営が互いの正当性を訴えて収まりがつかない状態になっている。三輪氏は6月に緊急記者会見を開き柴田氏側に反論した 内紛が表面化したのは18年5月末。会長を務めていた三輪氏に対し、反発する役員らが柴田氏を次期会長に推したのがきっかけだ。会長職の任期は1期2年。三輪氏は16年6月から会長で、1期目の任期終了が迫っていた。そこで3月頃から理事長である黒川達夫氏を含む役員らが集まり会長人事を相談。柴田氏の推薦を決定すると、三輪氏に交代を迫った

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