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2018年12月15日号

米国血液学会、CAR-T療法などの研究成果が明らかに  米国血液学会が12月1日〜4日、カリフォルニア州サンディエゴで開催された。今年も数多くの最新の研究成果が示された。大型化期待の治療薬も順調 米グローバル・ブラッド・セラピューティクス(GBT)は鎌状赤血球症(SCD)治療薬「ボクセロトール」が第Ⅲ相試験で好結果を得た。FDA(米国食品医薬品局)が迅速承認指定したことも明らかにした。SCD患者を対象とした第Ⅲ相では、24週時点で急速かつ持続的にヘモグロビン値、溶血の程度が改善したことが認められた。第Ⅲ相には12歳以上の患者154人が参加、ボクセロトール900㎎/日投与群、1500㎎/日投与群、プラセボ群に分けて比較した。その結果、ヘモグロビンが1g/㎗に達した患者の割合が1500㎎/日投与群では65%、900㎎/日投与群では33%となり、プラセボの... 米国血液学会、CAR-T療法などの研究成果が明らかに  米国血液学会が12月1日〜4日、カリフォルニア州サンディエゴで開催された。今年も数多くの最新の研究成果が示された。大型化期待の治療薬も順調 米グローバル・ブラッド・セラピューティクス(GBT)は鎌状赤血球症(SCD)治療薬「ボクセロトール」が第Ⅲ相試験で好結果を得た。FDA(米国食品医薬品局)が迅速承認指定したことも明らかにした。SCD患者を対象とした第Ⅲ相では、24週時点で急速かつ持続的にヘモグロビン値、溶血の程度が改善したことが認められた。第Ⅲ相には12歳以上の患者154人が参加、ボクセロトール900㎎/日投与群、1500㎎/日投与群、プラセボ群に分けて比較した。その結果、ヘモグロビンが1g/㎗に達した患者の割合が1500㎎/日投与群では65%、900㎎/日投与群では33%となり、プラセボの10

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