トップ維持へ「研究開発」続けるウエルシア
遺言を実行した親会社イオンの岡田社長
2018年12月15日号
東京・日本橋のウエルシア イオン傘下のウエルシアホールディングスは競争の激しいドラッグストア業界で次々とライバルを抜き去り、売上高でいつの間にかトップの座を獲得した。売上高トップの原動力となったのは当然、活発なM&A(合併・買収)戦略である。 だが、それだけでは「収益」を伴う業界トップの座は保持できない。一体、何がウエルシアHDを業界最大手へと導いたのか――。 現在のウエルシアHDの基盤ができあがったのは14年だろう。この年は、ウエルシアHD傘下のウエルシア関東を存続会社として高田薬局、ウエルシア関西、ウエルシア京都を合併し「ウエルシア薬局」が誕生したのである。その後は、兵庫県を地盤とするタキヤや京都府が地盤のシミズ薬品、CFSコーポレーションが合流した。最近では丸大サクラヰ薬局、一本堂などが傘下に入った。 ウエルシア関東、高田薬局などが合...
東京・日本橋のウエルシア イオン傘下のウエルシアホールディングスは競争の激しいドラッグストア業界で次々とライバルを抜き去り、売上高でいつの間にかトップの座を獲得した。売上高トップの原動力となったのは当然、活発なM&A(合併・買収)戦略である。 だが、それだけでは「収益」を伴う業界トップの座は保持できない。一体、何がウエルシアHDを業界最大手へと導いたのか――。 現在のウエルシアHDの基盤ができあがったのは14年だろう。この年は、ウエルシアHD傘下のウエルシア関東を存続会社として高田薬局、ウエルシア関西、ウエルシア京都を合併し「ウエルシア薬局」が誕生したのである。その後は、兵庫県を地盤とするタキヤや京都府が地盤のシミズ薬品、CFSコーポレーションが合流した。最近では丸大サクラヰ薬局、一本堂などが傘下に入った。 ウエルシア関東、高田薬局などが合併し
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