PB「全盛期」で各社が差別化競争
消費者に支持される商品開発が鍵に
2019年1月1日号
流通業界のプライベートブランド(PB)は進化していくのか。それとも衰退していくのか――。 顧客接点、販売情報を持っている流通が主導したモノづくりが進むのか、進まないのかという、古くから課題とされてきた問題に、業界は今向き合っている。セブン–イレブン・ジャパンを中核としたセブン&アイ・ホールディングスがPBの売上高で1兆5000億円をめざせば、イオンも負けじと1兆2000億円を目標に掲げる。ドラッグストア業界でもPB開発に力を入れている。 PBの行方を探ってみた。「コンビニの店頭はずいぶんPBが多くなったね」 30歳代の会社員は最近のコンビニの商品についてこう語る。確かにセブン–イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社では、カテゴリーごとにPBが定番となっており、売り場はPBで埋め尽くされている。ナショナルブランド(NB)の存在感は希薄...
流通業界のプライベートブランド(PB)は進化していくのか。それとも衰退していくのか――。 顧客接点、販売情報を持っている流通が主導したモノづくりが進むのか、進まないのかという、古くから課題とされてきた問題に、業界は今向き合っている。セブン–イレブン・ジャパンを中核としたセブン&アイ・ホールディングスがPBの売上高で1兆5000億円をめざせば、イオンも負けじと1兆2000億円を目標に掲げる。ドラッグストア業界でもPB開発に力を入れている。 PBの行方を探ってみた。「コンビニの店頭はずいぶんPBが多くなったね」 30歳代の会社員は最近のコンビニの商品についてこう語る。確かにセブン–イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社では、カテゴリーごとにPBが定番となっており、売り場はPBで埋め尽くされている。ナショナルブランド(NB)の存在感は希薄化す
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