医薬経済オンライン

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消費税改定「円満決着」は後が怖い

製薬業界の主張があっさり通ったのはなぜか

㈱薬新 井高恭彦

2019年1月1日号

 消費税引き上げに伴う薬価改定は、増税のタイミングと合わせて「19年10月」に実施することになった。診療報酬改定財源との関係などで相当熱を帯びた議論になるのではないかと思われたが、実際には、それほど大きな論争もなく、割とあっさり決着した。 中央社会保険医療協議会で、異論が出たのは支払側(保険者)からのみ。それさえすぐに軟化し、最後は診療側、支払側、業界専門員3者が足並み揃えて、すっきり合意するという薬価改定論議では、近年稀に見る「大団円」で幕を閉じた。しかしながら、この決着が、製薬業界にとって吉と出るか、凶と出るか。まったくわからない。「19年10月」実施は、業界の主張でもあったわけだが、大きな反論を受けず、あまりにすんなり通ったことから、「かえって不気味」と、先を案ずる声も少なくない。 中医協がまとめた「消費税引き上げに伴う薬価改定の骨子」(1...  消費税引き上げに伴う薬価改定は、増税のタイミングと合わせて「19年10月」に実施することになった。診療報酬改定財源との関係などで相当熱を帯びた議論になるのではないかと思われたが、実際には、それほど大きな論争もなく、割とあっさり決着した。 中央社会保険医療協議会で、異論が出たのは支払側(保険者)からのみ。それさえすぐに軟化し、最後は診療側、支払側、業界専門員3者が足並み揃えて、すっきり合意するという薬価改定論議では、近年稀に見る「大団円」で幕を閉じた。しかしながら、この決着が、製薬業界にとって吉と出るか、凶と出るか。まったくわからない。「19年10月」実施は、業界の主張でもあったわけだが、大きな反論を受けず、あまりにすんなり通ったことから、「かえって不気味」と、先を案ずる声も少なくない。 中医協がまとめた「消費税引き上げに伴う薬価改定の骨子」(18年

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