医薬経済オンライン

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製薬企業の経営診断

特殊領域特化で着実に成長

―富士製薬、急性期・女性医療が軸―

2019年1月15日号

 富士製薬は小粒だが、製品は後発品とブランド品で構成、急性期医療と女性医療の2領域に集中している異色の企業だ。18年9月期の実績で売上高構成比は急性期医療が218億9500万円で57.8%、女性医療が108億200万円で28.5%だった。2領域で実に全体の84%強を占めている。 急性期医療の製品は、造影剤、抗がん剤、バイオシミラー(BS)だが、造影剤がコア製品で売上高は140億6200万円で64.2%を占めた。抗がん剤は21億6600万円、BSは急性白血病薬「フィルグラスチム」だけで17億2100万円だった。 トップ製品は後発品の非イオン性尿路・血管造影剤「オイパミロン」で67億6900万円と造影剤全体の48%を占めた。ほかに後発品の非イオン性造影剤「イオパーク」が17億6900万円、ゲルベ・ジャパンと販売提携する非イオン性造影剤「オプチレイ」が21億9300万...  富士製薬は小粒だが、製品は後発品とブランド品で構成、急性期医療と女性医療の2領域に集中している異色の企業だ。18年9月期の実績で売上高構成比は急性期医療が218億9500万円で57.8%、女性医療が108億200万円で28.5%だった。2領域で実に全体の84%強を占めている。 急性期医療の製品は、造影剤、抗がん剤、バイオシミラー(BS)だが、造影剤がコア製品で売上高は140億6200万円で64.2%を占めた。抗がん剤は21億6600万円、BSは急性白血病薬「フィルグラスチム」だけで17億2100万円だった。 トップ製品は後発品の非イオン性尿路・血管造影剤「オイパミロン」で67億6900万円と造影剤全体の48%を占めた。ほかに後発品の非イオン性造影剤「イオパーク」が17億6900万円、ゲルベ・ジャパンと販売提携する非イオン性造影剤「オプチレイ」が21億9300万円

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