医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

PHRにつながる素地をつくる①:地域保健編

第19回

大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ

2019年2月1日号

 前回1月1日号でも書いたが、行政と仕事をすると本当にウンザリする。ウンザリと言えば多くのメディアだ。偏った取材で偏った内容を「すごいだろう!」という態度で発信するのだが、何というか、ネガティブな流れをつくっている。 私は、人の仕事にケチをつけているのだが、世の中には「だから何?」というようなどうしようもないことに心を砕いている輩が多い。テレビは滅多に見ないが、年末に、政治家などの公人のスクープならともかく、必死に仕事をしている民間人の私生活を暴いて、力を持っちゃったと勘違いしている週刊誌の編集長のインタビュー番組を見て胸くそが悪くなった。どこよりも真実を報道するというのだが、扱っている案件は個人の私生活という非常にセコセコしたものである。そんなものは、家を出るときにはもう忘れているテレビの星占いのようなもので、自分の家族や恋人がそんな...  前回1月1日号でも書いたが、行政と仕事をすると本当にウンザリする。ウンザリと言えば多くのメディアだ。偏った取材で偏った内容を「すごいだろう!」という態度で発信するのだが、何というか、ネガティブな流れをつくっている。 私は、人の仕事にケチをつけているのだが、世の中には「だから何?」というようなどうしようもないことに心を砕いている輩が多い。テレビは滅多に見ないが、年末に、政治家などの公人のスクープならともかく、必死に仕事をしている民間人の私生活を暴いて、力を持っちゃったと勘違いしている週刊誌の編集長のインタビュー番組を見て胸くそが悪くなった。どこよりも真実を報道するというのだが、扱っている案件は個人の私生活という非常にセコセコしたものである。そんなものは、家を出るときにはもう忘れているテレビの星占いのようなもので、自分の家族や恋人がそんな仕事

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