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Patient Relations

一般社団法人アミティ

2019年2月1日号

クレプトマニアは「古くて新しい病気」林 大悟代表 昨年末、万引きの再犯で窃盗の罪に問われた、マラソンの元日本代表選手の裁判で、注目を集めたのが「クレプトマニア」(窃盗症)だ。そのなかでクローズアップされたのは、聞き慣れないクレプトマニアと「摂食障害」の関係性だった。量刑にも影響を及ぼすとされる、クレプトマニアとはいったいどのようなものか。弁護士の立場で長年にわたり、クレプトマニアの患者を支援してきた、一般社団法人「アミティ」の林大悟代表に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆――クレプトマニアとはどのような病気でしょうか。林 簡単に言うと「万引きが止められない病気」。善悪の判断はできるが、その判断に従って万引きを止めることができない。金銭的には別に困っていないのに止められない。「衝動制御障害」と言われている。米国の精神医学会が編纂した「DSM」と... クレプトマニアは「古くて新しい病気」林 大悟代表 昨年末、万引きの再犯で窃盗の罪に問われた、マラソンの元日本代表選手の裁判で、注目を集めたのが「クレプトマニア」(窃盗症)だ。そのなかでクローズアップされたのは、聞き慣れないクレプトマニアと「摂食障害」の関係性だった。量刑にも影響を及ぼすとされる、クレプトマニアとはいったいどのようなものか。弁護士の立場で長年にわたり、クレプトマニアの患者を支援してきた、一般社団法人「アミティ」の林大悟代表に話を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆――クレプトマニアとはどのような病気でしょうか。林 簡単に言うと「万引きが止められない病気」。善悪の判断はできるが、その判断に従って万引きを止めることができない。金銭的には別に困っていないのに止められない。「衝動制御障害」と言われている。米国の精神医学会が編纂した「DSM」とい

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